念願のマイホームを持とうと決心したのは、2005年の5月ころのことでした。
気に入った家が探せれば建売りでもいいと思っていたので、住宅フェアなどにたくさん行きました。
でも収納が少なかったりリビングが狭かったり、建っている場所の交通の便が悪かったり、建売りの住宅で気に入ったものを見つけることができず、思い切って注文住宅を建てることにしました。
地元にあるいくつかの工務店やハウスメーカーが建てている注文住宅を見学しました。
新築の家が、ほぼ出来上がっている状態のときに呼んでくれることが多く、業者の方の説明を聞きながら内部や外部を様子をじっくりと見せてもらいました。
注文住宅の施工例をたくさん見ることは、注文住宅を建てる上でとても大切なことだと思います。
やはり工務店によって個性があり、リビングが広くて吹き抜けがある家や、2階にロフトがある家、屋根裏に物置がある家など、それぞれの売りや特徴がよくわかって参考になりました。
その中でもしっかりした作りで落ち着いていて品がよく、こちらの要望をしっかりと聞いて対応してくれるハウスメーカーさんが気に入り、そちらに決めました。
うちの場合は犬が2匹いるので、そのケージを置く場所をはじめから設計に入れてもらうこと、仏壇があるのでリビングに近い場所に和室をとって仏壇を置くこと、対面式のキッチン、広い脱衣場、たっぷりある収納などにこだわって設計施工をしてもらいました。
そういう家の施工例もいくつか見せてもらっていたので、要望を言うときにとても参考になりました。
出来上がった家には、ほぼ満足していますが、1つだけ残念だったのは、照明が限られた範囲でしか選べなかったことです。
カーテンは自分で探したお店で特注したのですが、照明はよくわからないままにハウスメーカーさんが提案してくれた何種類かの中から選んでしまい、もっと気に入るものにしたかったと残念に思っています。