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我が家に一緒に住んでいるラブラドールは、最初は迷い犬でした。
家の庭に入り込んでウロウロしているところを保護し、最初は警察署へ連れて行きました。
警察署で預かってもらっても期間限定で、飼い主が現れなければ保健所で殺されると説明されました。
迷い犬のチラシを作ったり、近所の人に聞き込みをしたのですが、何の情報も得られずに保健所へ引き渡される日が来てしまい、可哀想なので我が家につれて帰りました。
家では昔、犬を飼っていたことはあったのですが、やはりペットのほうが先に亡くなってしまうので、そのことを考えると動物は飼いたくないと思っていたのですが、縁あって我が家の子になったのです。
名前はラブラドールだけに「ラブ」と名付け、家族みんなで可愛がることにしました。
散歩は運動不足の父の担当です。
餌は私たち子共であげ、時間があればボールでキャッチボールをして遊びます。
押すと音が鳴るボールが大のお気に入りで、私が近寄ると、そのボールを咥えて「遊ぼうよ」というしぐさをしてきます。
一度、首輪がゆるくて外れていたのですが、それでもどこかへ行かずに犬小屋のところで私たちを嬉しそうに見ていたのには感動しました。
首輪が外れている自覚もあっただろうに、走って町内を駆け回ることもせず、私たちの側が一番好きって感じなのです。
前飼っていた犬は綱が解けたと思ったら逃げて走り出して、捕まえるのが大変だったので、ラブは本当に頭がいいし私たちのことが好きなのだな、と思えました。

私が大学受験に失敗して、一年間浪人した時に、支えにした言葉があります。
それは「夢+努力=現実」という言葉です。
この言葉は、「マミねえ」こと小森まなみさんという、とっても素敵なラジオパーソナリティが、番組の中で常々言っていたのがこの言葉でした。
番組自体は、アニメファン向けの要素が強い番組で、あまりアニメに詳しくない私にはついていけない部分が沢山あったけれど、番組の中で「どうしようマミねえこんな困ったことがあったんだけど」という相談のはがきが読まれるたびに、マミねえはそっと寄り添って励ましてくれて、そして必ず「夢はかなうんだよ、だからがんばってね」とそっと後押ししていました。
ラジオも聞かなくなって数年が経ち、大学受験に失敗して何をしていいのかわからなくなった時に、ふとこの言葉を思い出しました。
私は何がしたくて大学を受験したんだろう。勉強がしたかったからじゃないよなあ。やりたいことがあったから大学を受けようと思ったんだ、そうだ、その夢のためにもう一度がんばろう。そうしたらきっと夢は叶うよね。そう思い直して1年を過ごし、なんとか浪人生活は1年で終わることができました。
今も将来に不安を覚えることは多いですが、その時は「夢+努力=現実」を思い出して、まず何をしたいのか、そのためには何をすべきなのか、そしてその結果幸せな夢を見られるか、を確認しながら生きています。

私が住んでいるマンションは、ケーブルTVに入っていて地デジ放送に切り代わってもそのままブラウン管テレビが使えとっても便利でした。
愛用のブラウン管テレビは2001年製で、買ってから12,3年経つという優れものでした。
ところがその愛用のテレビもついに寿命が来たのか、音は出るのですが画面が全く映らなくなりラジオ化してしまいました。
実は1年ほど前から壊れる予兆があったのです。
最初は、時々画面が消えたりする具合ですぐに勝手に映る様に戻ったんですが、それが次第に戻らなくなりました。
私が思い切ってテレビの側面叩いてみるとなんと画面が映るのです。
側面といっても向かって右側だけで、左側を叩いても愛用のテレビは無反応でした。
元々あまりテレビを見ない私としては、叩けば映るので問題ない!それで十分と思い使い続けてきましたが、ついにこの日が訪れたのです。
愛用のテレビはどんだけ叩いても、もう全く映らなくなりました;
私は、市役所の粗大ゴミでテレビを処分し、かわりに2,3万円の小さいポータブルテレビを買いましたとさ。